エボラ出血熱が流行る地域とリレンザの必要性

リレンザは抗インフルエンザ薬で、吸入剤です。1回吸うインフルエンザウイルウの増殖を抑えますので、インフルエンザとわかった時点ですぐに吸入する必要があります。ウイルスの増殖を抑えるだけで治すわけではないので、吸入したからといってすぐに元気になることはないです。5日間は安静にしていなかればなりません。といいますと、5日間体内にウイルスが潜んでおり、この間、他人の移る可能性がたかくなるからです。
最近の研究で、リレンザがエボラ出血熱に効果のあることがわりました。エボラとインフルエンザウイルスが類似しているからです。
ですからエボラ出血熱が流行するあるいは予想される地域にはリレンザの常備が必要です。
リレンザはタミフルと同様、予防としても使うことができますので、流行地域には治療と予防の2つで攻めていく必要があるのです。ただし、予算的なことがありますので、先進国がいったいとなってリレンザ設置のための予算を確保して、リレンザを配置していかなければなりません。
エボラはインフルエンザよりも感染力が強く、その結果死亡者も増えています。まずはひとりひとりに吸入させることで、予防を重点的におこなっていく必要があります。治療も兼ねておこなっていくと、死亡者をだいぶ減らすことができると国連は予測しています。先進国同士が話し合いの場を設けてすぐにリレンザを置くことができるようにしなければなりません。
リレンザの他にも、解熱剤や経口水分補給剤といったものも大切です。発熱や脱水症状で亡くなるかたが多いからです。現場で医療としてなにができるのか、といったことも視野に入れていきながら進めていくことが重要な課題であるのです。